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鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例を報告いたします。
鶏舎でのクマネズミ駆除は、豚舎での駆除と並び、大変困難なものです。
一度クマネズミが入り込んでしまうと、大発生してしまうケースが多いのです。
しかも、従来のクマリン系殺鼠剤の連続使用によって、抵抗性が発生し、いくら殺鼠剤を使っても一向にネズミが死なない、減らない、といった事態が生じています。

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

 

 

 

大発生してしまうと、日中から、鶏舎のあちこちにクマネズミの姿が見られます(写真)。
鶏舎のように、飼料が常にある状況で殺鼠剤を使用しても、クマネズミは警戒心が強いので、ほとんど殺鼠剤を食べません。
普段食べ慣れている飼料の方を、どうしても食べてしまうのです。
そこで、オールアウト、強制換羽のタイミングで殺鼠剤を使用します。
ネズミは空腹になっていますので、殺鼠剤が良く効きます。

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

 

 

今回の相手は、クマリン系抵抗性クマネズミです。
そこで、クマリン系ではない、リン化亜鉛1.0%製剤である「ダンクローデンGA」(写真)を使用します。
即効性です。クマネズミは約1gの喫食で、6時間〜24時間後に死亡します。

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

 

 

写真は「オールアウト」時に殺鼠剤「ダンクローデンGA」を配置した様子です。
毒餌皿を使用して、通路に配置していきます。
なるべく、ネズミが普段餌を食べている場所の近くに配置します。

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

 

 

「ダンクローデンGA」配置翌日の様子です。
通路に死鼠が大量に落ちています。

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

 

 

死鼠を並べてみました。

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

 

 

別の養鶏場にて、オールアウトを狙って「ダンクローデンGA」を使用した例です。
急性毒ですので、90%前後のネズミが一度に駆除できます。
オールアウト・強制換羽にあわせて駆除を一巡させると、養鶏場全体の駆除ができます。

 

オールアウトや強制換羽を待たずに駆除をする場合は、はじめに「ダンクローデンGA専用無毒餌」を使い、餌慣らしをします。
いきなり毒餌を配置しても駆除は失敗してしまいます。
まず「ダンクローデンGA専用無毒餌」で、ネズミの警戒心を取ってやらなくてはなりません。
「ダンクローデンGA専用無毒餌」をすっかり食べるようになってから、「ダンクローデンGA」に交換します。

鶏舎におけるクマネズミ駆除の実験例

 

 

 

 

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